吉野の森と森林を守る
「Yoshino Heart」プロジェクト
間伐の作業を行った際に伐採される木材を間伐材といいます。これらの木材は成長過程において伐採されたものですが、品質には全く問題がありません。したがって、わざわざ木を切り倒して加工する木材より、間伐により発生した木材=「間伐材」の利用がより地球に優しいと言えます。
日本が誇る伝統の木材ブランド「吉野杉」、「吉野桧」の産地である吉野地方は、日本三大人工美林のひとつにも数えられ、大阪城や伏見城の建築材として採用されるなど、古くからその品質の高さを認められてきました。
その間伐材を活用することにより、
1 吉野の林業関連産業の活性化
2 森林の整備を通じたCO2吸収による地球環境保全等
をめざし、活動を続けるのが、Yoshino Heartプロジェクトです。
吉野材を利用した製品に冠する「Yoshino Heart」というブランドの普及を通じて、吉野材の利用を促進することにより、吉野の森に健全な育林サイクルを取り戻し、森林の整備とそれによるCO2吸収量の増加、そして吉野地域の林業関連産業の活性化を推進するための活動です。
このプロジェクトの収益の一部は植樹や間伐等の森林整備に役立てられます。